不育症 4回 流産の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
今まで不育症で4回流産して、妊娠の維持ができない為、漢方薬で体質を変えていきたいと来店されました。
体も疲れやすく冷えやすく腰痛もあるそうです。胃下垂もあり、ストレスも多い状態が続いているそうです。
生理は問題なく28日周期できているそうです。生理の出血は少量でだらだら続く事が多いそうです。
体が疲れているのに夜は眠れない事が多いそうです。昼間は体が疲れるせいか寝込む事があるそうです。
38歳 女性
中国医学的には『気血両虚』の状態です。その為、体力や『血』を補っていく漢方、『血』の巡りをよくしていく漢方などをお渡ししました。
1か月ほどして体調が良くなって体の疲れも少しずつ良くなられてきておられます。3か月、半年とシッカリ体質を変えていく為に続けて頂いておりました。1年ほどして体の疲れも無くなり、寝込む事も無くなってきたそうです。
まだ心配なので、染色体異常の検査をされたそうです。『抗リン脂質抗体』の異常が見受けられたそうですが、アスピリンは飲みたくない為、漢方薬で引き続き体質を変えていかれる事にされました。
2年ほどして体力もついてきて疲れにくくなり体調もいい日が続いている為、旦那様と関係を持たれて無事に自然妊娠されました。体力や『血』を補っていく漢方などをお渡ししていました。
そして先日、電話で「無事に36週目で2970gの元気な男の子を出産しました。母子共に元気です。」とおっしゃられました。とてもうれしく思います。
中国医学の考え方は、不育症の場合は妊娠を維持する為の体力、血液、子宮力が大切になります。
体が疲れやすい状態が続いていると、赤ちゃんが授かっても妊娠を維持する事が難しくなります。多くの方が体力をつけて血流をよくしていく事で、妊娠を維持する体つくりができてくるようになられております。
『抗リン脂質抗体』に異常がみられるケースもあると思いますが、妊娠を維持されて無事に健康な赤ちゃんを出産される方が増えてまいりました。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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